イタリア旅行

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5日目最終日 7月6日(木)です。

今日は、ヴァチカン美術館を観る日。
ものすごく混むということだったので、朝早く行こうと思ってた。
開館が8時45分なので、8時半には着くように行こうと思ってたんだけど、
朝のんびりしすぎて、遅くなってしまった。
午後からの方が、いいよというアドバイスもいただいてたんだけど、15時20分に閉館なので、
やはり朝から行ってゆっくり見たいと思い、行ったのですが・・・
本当にすごい人でした。
到着したのは9時ごろで、もう開館はしてましたが、ものすごい人の列。
とにかく列の後ろにつこうと、ずっと歩いていくのですが、行っても行っても最後尾すら見えない。
すると、日本人らしき団体がいたので、そこに入り込んじゃいました(汗)。
(団体の皆さん、すみません・・m(_ _)m)
それから程なく、列は結構早く動いて、中に入ることができました。


← こちらは出口です。                  .

中に入ると、もうこっちのもので、団体から離れて
個人入場口でちゃんとお金を払って入りました。

 
 これは、オーディオガイド。   →
 6ユーロとパスポートを預けることで、借りられます。
「ジャパン」というと、日本語に設定してくれます。
でも、イヤホンがついてないので、
ずっと耳に当ててなきゃいけないのがちょっと不便・・・



                         まずは、入ってすぐのところのエジプト博物館に入りました。
            象形文字や楔形文字が興味深いです。
                    右端のミイラは、下の左端のミイラの棺の中身です。
                  写真を撮ってもいいってのがちょっと驚きでした。
   


  


こちらは、キアラモンティ美術館
ピウス7世の命により、
彫刻家のアントニオ・カノーヴァが、
収集と陳列にあたった。
1000点もの古代彫刻が集められている。




ブラッチョ・ヌォーヴォ
右下の『ナイル川』という像と、新しく取得された彫刻を置くために、19世紀初頭に新古典様式で建てられた。
帝政期の英雄たちの彫像が多く陳列されている。
彫像の上の横長のレリーフは、それぞれが何かの物語を表しているというような説明だったような気がするんだけど、
色々と調べてみたけど、よくわかりませんでした。
オーディオガイドの説明は、聞いた時には「なるほど!!」と思うんだけど、すぐに忘れていきました。


次にどこへ行けばいいのかよくわからないで、
ウロウロしてると、中庭らしきところに出ました。
「ビーニャの中庭」というところだったようです。
疲れたので、ベンチに座ってぼーっとしていると、
日本人の団体が、まとまって説明を聞いていたのだけど、
終わって、前を通り過ぎていきました。
見ると、それぞれの場所で、各国の団体ツアーらしき
人たちが説明を聞いています。
私たちは個人でまわっているので、よくわからないので、
今度日本人の団体が説明してたら聞きに行こう。
と思ってたら、それらしい団体がいたので行ってみると、
残念ながら、韓国人の団体でした。
韓国語わからないんで、あきらめて、
また適当にまわることに・・・


「ビーニャの中庭」の名前の由来である
松ぼっくり(ビーニャ)の形の噴水は、修復中でした。
1、2世紀ごろ作られた、ローマ時代の噴水です。








エトルリア博物館
ローマ時代の前に栄えたエトルリア文明の
陶器、装飾品、石棺などを展示している。


← ブッケロ式の円形容器             .


家の形をした石棺


↑ トーディのマルス
(紀元前5世紀頃のブロンズ像)

ここは本当にすいていた。
団体で来た人たちはみなスルーするところらしい。
でも、面白いものはたくさんあるんだけどね。
金の装飾品や、絵が描かれている壷など、
たいへん興味深い。
オーディオガイドの説明もほとんど
私の頭をスルーしてるので、後で調べてみたけど、
エトルリアに関する資料は少ない。
     墓を守る動物らしいのだが、      →
「あ」「うん」の2つの像が対になっていて、
日本のこまいぬに似ていると思った。

壷に描かれている絵を見ると、
エトルリア人のくらしの様子などがうかがえる。


     エトルリア博物館の窓から見た、       →
マリオの丘方面のローマの街の様子。

ここから、システィーナ礼拝堂に向かって
いろんな長い回廊をずっと歩いていくことになる。
ここからは、本当にすごい混雑だった。
大晦日に年賀のために明治神宮に向かう
人の列のような混雑さだった。

私はてっきり、ここからは写真を撮ってはいけないんだ
と思って、カメラをしまっていたのだけど、
皆パチパチ撮っている。
よく見ると、フラッシュをたいてはいけない
だけのようだった。
だから、燭台のギャラリータペストリーのギャラリー
地図のギャラリーは写真がない・・・残念・・・
やっと撮れたのが、ラファエロの間に行ってからだった。




 バチカン美術館を出てすぐのところのレストランで。
 本場のラザーニアを食べてみたかった。

ここから、ラファエロの回廊を通って、
システィーナ礼拝堂に向かう。
人が途切れたら・・・と思い待っていたけど、
全く途切れないので、頑張っていった。
システィーナ礼拝堂は、写真もビデオも撮影禁止。
話をしてもいけないと書いてあった。
だから、すごく大勢の人が居るにもかかわらず、
静かだった。
結構疲れがピークに達していたので、
そこそこで出てきた。

その後、バチカン図書館を通って出口に向かう。
これも後から聞いた話だけど、
団体だと、どこか裏の入り口から
直接サン・ピエトロ寺院に行けるのだそうな。
そういう点では、団体はいいなと思うけど、
好きな時間使ってゆっくり見れないのはやっぱいやだな。

その後、ヴァチカン市国の壁伝いに歩いて、サンピエトロ寺院に行きました。
この写真は、3枚の写真を貼り合わせてパノラマ風にしてあります。


サン・ピエトロ寺院に入ろうと思ったけど、
この並んでいる列を見て、・・やめた。
バチカン美術館で人に酔ってしまって、
もう人の多いところに行きたくなくなっちゃった。

サン・ピエトロ寺院を後にして、サンタンジェロ城まで歩いて行くことに。

サンタンジェロ城
5世紀頃から、ローマとヴァチカンを守る要塞となった建物。
もとは、ハドリアヌス帝が、ローマ皇帝用の霊廟として建てたものだが、
3世紀にアウレリアヌス帝が要塞に改築した。
中世には、法王の避難所として整備され、
↓ ルネッサンス期には法王の住居としても使われ、地下に政治犯を拘留する牢獄が造られた。

       →
サンタンジェロの名は、
590年に
ペストが蔓延した折、
教皇グレゴリウス1世の
祈願中に天使ミカエルが
城の上空に現れて
ローマを救ったという
伝説によると
言われている。
↓ 城の上から見たサンタンジェロ橋


要塞だったと言うだけあって、
中は複雑で、堅固な造りになっている。
グルグル廻ってあがっていくと、
博物館になっているところにたどり着く。
そこから、もっと上に登っていくと、
屋上に出る。
屋上からの見晴らしは素晴らしかった。


↑ 上は、サン・ピエトロ寺院のある方向


← こちらは、反対側の         .
最高裁判所の方を見たところ。


下に降りて、裁判所側からサンタンジェロ城を撮ったもの。

↑ なんと、イタリアでCOOPのお店発見!!
 ちょっと入ってみた。
やっぱ、厳選したいい物を売っているのかな。


    これは、イタリアの地下鉄。  →
なんともいえない色だし、
落書きがすごい!!



この日は、
添乗員さんが、5時にホテルに迎えに来てくれて、
空港まで送ってくれた。
日本語の上手な、イタリア人の女性だった。
そしてそのまま、イタリアを発ちました。


空港で
待合室で暇なので、飛行機が飛び立つところを
撮影していたけど、なかなか難しい。
  
こちらの方が飛び立ってすぐだけど、そう見えるかな?


こちらは、飛び立ってすぐ撮ったんだけど、
↓ かなり上に上がってからの状態になっている。



イタリア、楽しかったです。
特にポンペイは、また是非訪れたいですね。
今回は、ローマだけだったけど、フィレンツやミラノにも行ってみたい。


                                                                終わり